日本と聞いて、すぐにサーキットを思い浮かべる外国人の方は少ないと思いますが、モータースポーツは、日本国内で大人気のスポーツです。そして、その人気を反映するように、サーキットやコースも数多く存在します。
モータースポーツのファンの方であれば、日本全国にあるサーキットでたっぷり楽しめることは確実です。MotoGP、カーレース、フォーミュラワンといったレースが観覧できます。さらに、モータースポーツでは、賭けることも可能です。日本では、賭けられるスポーツや競技が非常に限られているのですが、モータースポーツは賭けが許されている数少ない競技の一つなのです。実際にサーキットを訪れてみたいという方は、以下のリストにあるサーキットをお試しください。当サイトのお勧めトップ3をご紹介しています。
第3位. 鈴鹿サーキット
三重県鈴鹿町にあるこのサーキットの正式名称は、「鈴鹿国際レーシングコース」といいます。広い敷地面積があり、15万5千人を収容することができます。オープンは1962年ですが、その後さまざまな変化を遂げてきました。
例えば、1983年には「シケイン」と呼ばれる蛇行用コーナーが導入されました。車のスピードを落として、ドライバーの安全性を高めるために設置されたものです。
サーキット自体は、四輪車用フルサーキット、自動二輪車用フルサーキットなど、さまざまな構成が考えられます。F1の歴史は、このサーキットで行われたレースに影響を受けているといっていいと思います。鈴鹿サーキットでの試合結果によって、順位が決定された選手権もあるほどなのです。
第2位. 筑波サーキット
1966年に導入されたこのコースは、若い人たちにモータースポーツを見てもらい、競い合ってもらうことを目的としていました。そのため、ここでは少なくとも週に一回は、何らかのイベントが開催されていました。コース自体の長さは約2kmですが、自動二輪イベントに使われる場合は、シケインが設置されるため、コース長が若干長くなります。
筑波サーキットはまた、「タイムアタック」や「スーパーラップ」と呼ばれるレースでも知られています。こうしたイベントでは、ストリート仕様のチューニングカーが速さを競うのを見ることができます。装着するタイヤは、公道走行用の公認タイヤを使用しなければならないのですが、車自体はもはや普通の車とはいえません。競争に勝つことを目的に、多額の資金を投入してチューニングされた車なのです。
第1位. 富士スピードウェイ
国内のみならず、世界でも高い人気を誇るサーキットです。名前の由来は、わずか数キロ先にある富士山から取られました。オープンは1963年ですが、その後何度も変更が施されています。では、富士スピードウェイが他のサーキットより特別なのは、一体なぜなのでしょうか?
まず、富士スピードウェイのストレートは、世界で最も長いサーキットとして知られています。ストレートの長さは、なんと1.5kmです。ストレートが長ければ長いほどスピードが出ますし、レースファンにとって、スピードはレースの最も大事な要素ですからね。さらに、富士スピードウェイのもう一つの特徴として、その素晴らしい景色があります。
オープン以来、主要なモータースポーツイベントのほぼすべてが、このサーキットで開催されています。